アルバの今日の話

これまでの私のいろいろな物語をお話にしていきます

いつもクリスマスに食べる料理について

 私には、いつもクリスマスになると、仕事があっても、休みであっても必ず食べる料理があります。それは、親子丼です。

 なぜ、クリスマスに親子丼と思われる人がいるでしょう。なぜ親子丼かというと、私の小学生のころの思い出にさかのぼります。当時、私の家ではクリスマスになると夜は家族でクリスマスを祝うことが恒例の行事となっていました。そして、ある年のクリスマスに、母が近所の人から大量に卵をもらって帰ってきました。大量の卵の使い道に困った母は、クリスマスにものすごく大量の親子丼を作ってくれました。子供の私は、「何でクリスマスなのに親子丼なの」「卵をもらったのなら、ホットケーキとか作って欲しい。」とぎゃーぎゃー言いながら親子丼を食べていたのですが、これが意外にもおいしくて気に入ってしまい、これ以降我が家のクリスマスは私の要望により、親子丼となったのでした。

 今では、クリスマスには、焼肉やすしなどを食べることが多くなったのですが、私自身クリスマスに食べた親子丼の味が忘れられず、ランチの時間帯にこっそりと親子丼と食べています。そのくらい、当時クリスマスに食べた親子丼の味が忘れられません。

 やはり、子供の頃に衝撃を受けた食べ物は、何歳になっても食べたくなるものなんだなと思いました。

ゲームはゲームだけども…

今はさすがにもらっていませんが、小学生くらいの頃には毎年クリスマスを楽しみにしていました。

ゲーム機やソフトが枕元に置いてあるのをみて思いっきりはしゃいだのを覚えています。
プレゼントをもらったら学校で、みんな何をもらったんだろうと、
その話で毎年盛り上がったりしましたね。
おもちゃなのか、ゲームなのかという
違いも子供ながらに気にしていました。ゲームなら友達と遊べますから。

しかし、6年生になった年のクリスマスプレゼントには驚きました。
プレゼント自体には別段変なものというわけではないのですが、
言ってしまうと「チェス」ですね。
これは私の憶測ですが、たいていクリスマス前にはサンタさんに
欲しいものを当てた手紙を靴下に入れたり、ませた子はそれとなく
親に匂わせるようなアピールをするものだと思うんです。
その年の私は、とても欲しいゲームがあったので隙あらば何度もアピールしたのを覚えています。
かといって一応、もう6年生だし貰えないこともあるかもしれない、その時は諦めようとも思っていました。
しかしクリスマスツリーに置かれていたのは数千円ばかりするガラス製の立派なチェス盤だったのです。

当時の私は喜んだり、ふて腐れるという前に困惑してましたね。
どういう脈絡でチェスなのかと。
でも、今でもそのチェス盤は一応持ってます。

まさかのサプライズプレゼント

今までのクリスマスプレゼントで一番嬉しかったのは、子供が出来たとゆうことをプレゼントにしてくれたときですね。
すでに長女が5歳になっていて、二人目がなかなか出来なかったのですが、クリスマスの日に、プレゼントの箱の中に妊娠したよって書いた紙が入っていたのを見て次女がお腹の中にいることを知りました。まさにサプライズでした。

根本的に私はそんなに物欲が無く、プレゼントも欲しがらない性格なので、仕事から帰ってプレゼントを渡された時は、中身は財布かなにかだろうと思っていました。お金が勿体無いからプレゼントはいらなかったのにとも思いましたが、妻からのプレゼントなのでありがたく受け取りました。

でもなんだか異常に軽かったので開けてみると紙切れだけ入っていて、それには妊娠したよ♪メリークリスマスと書かれていて、エコー写真が一枚添えられていました。
正直、冗談かなと思いましたが、嬉しそうな妻の顔をみてそれが本当のことだと分かり、飛び上がって喜びました。

物よりもお金よりも貰って嬉しいプレゼントでした。
長女も妹が出来ると知り、もの凄く喜んでいたのを覚えています。
妊娠をプレゼントにしようと考えた妻のアイデアに脱帽でしたね。